夫婦で温泉へ出かける日こそ、にぎやかさよりも静けさが欲しくなります。
話し声が反響しにくい造り、横になれる休憩所、移動の負担が少ない導線、そして外気と湯気のバランスが良い露天。
こうした要素がそろうと、短い滞在でも体と心がほどけていきます。
本記事では、関東から日帰り圏で「静かに過ごしやすい」「休憩設備が整う」「サウナや外気浴の導線がやさしい」温泉を五つに絞りました。
さえきゆずあわただしい日常の合間に、二人で呼吸を合わせるようなやわらかな半日をご提案しますね!
宮沢湖温泉 喜楽里 別邸(埼玉・飯能)
宮沢湖温泉 喜楽里 別邸・情報


湖のほとりに建つ大人向けの温泉です。高台の露天からは水面のきらめきが見え、館内の照明と色調は落ち着いています。
温熱房や岩盤、横になって休めるお休み処がそろい、比較的静かな空気が保たれやすいのが特徴です。
おすすめポイント(湖景×大人空間)
すっかりサウナ(というか水風呂)にハマった姉と、宮沢湖温泉・喜楽里別邸へ。
— yohko (@room_number405) September 17, 2024
宮沢湖が緑色でした。沼?? pic.twitter.com/BMf24XzReD
登山の帰りに寄った宮沢湖温泉喜楽里別邸、炭酸泉が結構広いので飯能、秩父エリアで登山、サイクリング行くならオススメ pic.twitter.com/5k3cAfSloR
— 白兎 (@hakuto1009) September 29, 2025
湖面の広がりが視界に入ると、呼吸が自然に深くなります。湯気越しに木立の緑が差し込み、会話のテンポもゆっくりに。
周囲が家族連れでにぎわう日でも、音が分散しやすい造りのため落ち着いた時間を取り戻しやすいです。
設備と休み方(温熱房・岩盤)
入浴で体を温めたら、温熱房で芯から温め、横になれる休憩席で体温を落ち着かせます。読書やうたた寝を挟み、同じサイクルをもう一度。
無理のないペース配分ができるので、帰宅後のだるさが残りにくいです。
混雑を避けるコツ(開館直後ねらい)
開館直後は露天とお休み処が選びやすいです。先に席を確保してから湯へ向かう流れにすると、館内での動きがスムーズになります。
特定日の料金やイベントの有無は事前に確認しておくと安心です。
湯河原温泉 こごめの湯(神奈川・湯河原)
湯河原温泉 こごめの湯・情報
山の斜面に寄り添うように建つ町営の日帰り温泉です。素朴な造りで音が反響しにくく、露天は緑の抜けと空が広がる設計です。
必要な設備が過不足なくまとまり、静かに湯そのものを楽しめます。
おすすめポイント(山景×素朴)
秋めいて来たので神奈川の外れ、
— JUN (@JUN75449018) September 23, 2025
湯河原温泉に行ってきました^ ^
箱根ほどでは無いが温泉旅館もあり
温泉街の街並みでした♨️
町営こごめの湯。熱すぎず丁度良い湯加減でした♪
電車で来たので帰りも楽ちん(^^) pic.twitter.com/6ePU9DNsuV
予定には無かったけどそのままサクメン連れて湯河原温泉に来ました(笑)
— VistamineGame.log (@Vista_GameLog) March 16, 2025
こごめの湯さんで日帰り入浴させて頂きます♨️
とても優しい温泉…最高に気持ちよいです🫠 pic.twitter.com/A3VtKOR5ob
朝の時間帯は鳥の声がよく通り、湯面に葉の影が落ちます。
派手な演出がない分、湯の温もりと外気の涼しさの差がわかりやすく、二人で並んで長湯をしやすい雰囲気です。
設備と休み方(無料休憩室)
湯上がりは無料休憩室で横になって体温を落ち着かせます。小腹が空いたら軽食スペースへ移動し、水分と少量の食事を挟んで再入浴。
メリハリをつけると、短時間でも満足感が高まります。
混雑を避けるコツ(開館直後→午前滞在)
午前の早い時間は静けさが保たれやすいです。山あいは天候の影響を受けやすいため、雨や風の予報を確認し、動きやすい服装で訪れると快適です。
休館日や点検日はあらかじめ確認しておきましょう。
箱根湯本日帰り温泉 和泉(神奈川・箱根湯本)
箱根湯本日帰り温泉 和泉・情報
箱根の歴史ある源泉を複数使い分ける老舗の日帰り施設です。
湯屋のたたずまいは落ち着きがあり、無料休憩や個室休憩の選択肢があるため、二人で静かに過ごす時間を取りやすいのが魅力です。
おすすめポイント(多彩な源泉×静けさ)
箱根の日帰り温泉♨をピックアップしてお届け✅
— じゃらん〈公式〉 (@jalannet) January 20, 2022
山々に囲まれた景色を堪能
♨湯の里おかだ
7つの源泉を引く日帰り温泉施設
♨箱根湯本日帰り温泉 和泉
多様な設備が揃っている
♨湯遊び処 箱根の湯
😊👇 #箱根 #日帰り温泉 ♨https://t.co/YpmgcQp6dR pic.twitter.com/ZdIpP3zOJO
タクシーの運転手さんに教えていただいた、箱根湯本駅近くの日帰り温泉、和泉さんです^_^浴室は広くてすごく清潔でした。入浴料は大人1250円、バスタオルとタオルは有料で、バスタオルはレンタルでタオルは持ち帰りできます^_^ pic.twitter.com/4jFwr1vkBh
— 西大寺 (@saidaiji1980) September 11, 2025
音や光の演出を抑え、湯と建物の素材感で心地よさを作っています。湯舟ごとに体感の違いがあり、好みの温度を見つけて長湯ができます。
館内の案内が明快で、初めてでも迷いにくいです。
設備と休み方(個室休憩の安心感)
無料休憩で気軽に横になれるほか、個室休憩を選べば荷物や着替えの動線がすっきりします。
入浴→休憩→軽食→入浴の流れを二人のペースで回すと、まとまったリフレッシュ感が得やすいです。
混雑を避けるコツ(開館直後/交替制の把握)
箱根湯本駅周辺は昼以降に人が増えます。
開館直後の入館を基本に、男女交替制の浴室スケジュールを確認してから計画すると、満足度が上がります。
絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館(神奈川・箱根/芦ノ湖畔)
絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館・情報


芦ノ湖と外輪山を望む眺望露天が看板の温泉です。
色調と素材の選び方が落ち着いており、非日常の景色を静かに楽しめます。個室休憩の組み合わせも可能で、二人の時間をゆっくり確保できます。
おすすめポイント(湖景×静けさ)
【箱根|龍宮殿本館】
— ことりっぷ (@cotrip_twi) February 13, 2024
国登録有形文化財にも指定されている、1938年創建の浜名湖ホテルを移築した日帰り温泉施設。露天風呂や内風呂、休憩処など至るところから、芦ノ湖の絶景や富士山を眺められますよ。https://t.co/D5Sv7buE7m pic.twitter.com/W9bNIDpi3R
芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿からの
— Lovely Day♡(FMヨコハマ) (@LovelyDay847) July 13, 2023
お知らせもあります!
『絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館』は
芦ノ湖と緑の山々や富士山を
望むことができる“絶景温泉”!♨️🤩
7月24日と8月28日に
温泉に水着で入浴し、温泉からの絶景を
撮影できるイベントを開催するそう!
皆様も訪れてみて下さい!#lovelyday847 pic.twitter.com/VHHAXLS5io
朝の時間帯は風が弱く、湖面がなめらかに見えます。
湯気の向こうに広がる景色を眺めながら、会話を少しずつ重ねるような過ごし方ができます。晴れた日は遠景の稜線がくっきりして、写真の色もきれいに出ます。
設備と休み方(個室休憩で長居)
タオルや館内着の手当てがしっかりしており、手ぶらでの利用もしやすいです。
個室休憩を合わせれば、入浴とお茶の時間を交互に置いて長く滞在できます。湯冷めを避けるため、外気浴は短めに挟むのがおすすめです。
混雑を避けるコツ(開館直後/平日)
土日祝は朝の開館直後が静かです。
駐車や周辺道路の混雑が始まる前に入館し、露天から先に楽しむと余裕を持って過ごせます。天候により眺望の印象が変わるため、晴れ予報の日を選ぶと満足度が高いです。
杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉・杉戸)
杉戸天然温泉 雅楽の湯・情報
濃いめの個性を持つ自家源泉をかけ流しで楽しめる人気施設です。
館内の導線が素直で、浴室から休憩、食事へと移りやすく、落ち着いた時間を積み重ねやすいのが魅力です。
おすすめポイント(濃厚泉×温まり)
行って見たかった
— けだもの破壊神マリ🌈🏝 (@mar13da4) September 13, 2025
杉戸天然温泉 雅楽の湯
サウナは88℃でじんわり汗かけた😊
庭園の雰囲気がスキー
癒されるな🥰
なんといっても露天の『生源泉』良かったなー✨♨️
『源泉掛け流し』の中でもより
自然に近い状態らしい
サウナと温泉入りまくりの1日🙌@utanoyu #杉戸天然温泉#雅楽の湯#サウナ pic.twitter.com/V7IxJE3uoD
ここのところ精神的にギリギリな日が続いていましたが、なんとか乗り切ったので今日は気分転換に『杉戸天然温泉 雅楽の湯♨️』で温泉とサウナで癒されてきました。
— かめち@AIイラストレーター (@kamechi219825) September 30, 2025
ここのサウナは85℃前後で、サウナストーンから発せられるじんわりとした熱で汗をかける心地よさがお気に入り🧖♂️✨
温泉の… pic.twitter.com/kSrAhacB2V
塩や鉄分を含む湯は保温感が長く続きやすく、冷えを感じやすい方にも頼りになります。
露天と内湯を往復しながら、外気で一呼吸おいて再び浸かるサイクルが気持ちよいです。
設備と休み方(炭酸泉・休憩席)
高濃度炭酸泉や水風呂、岩盤系の温活設備をやさしく使い分けます。
湯上がりはリクライニングや畳の休憩席で体を横にし、雑誌や軽い読書を挟みながら過ごすと、時間の密度が上がります。
混雑を避けるコツ(午前前半→食事時間をずらす)
休日は昼にかけて混み合います。
午前前半に露天から楽しみ、食事時間をずらすと館内の動きが落ち着きます。長居を予定する日は、休憩席を早めに押さえてから湯へ向かうと安定します。
夫婦で行く「静かな温泉」5選:まとめ


静かな温泉は、二人の会話を自然に減らし、同じ景色や湯気の流れを共有する時間を増やしてくれます。
下記のようにプランを立ててみるのもいいですね!
- 湖の広がりを眺めるなら「喜楽里 別邸」
- 素朴な山あいで長湯を楽しむなら「こごめの湯」
- 歴史ある湯屋の落ち着きなら「和泉」
- 非日常の眺望を求めるなら「龍宮殿 本館」
- じっくり温まりたい日は「雅楽の湯」
開館直後に露天から、横になれる休憩席の確保、無理のないサウナと外気浴の三点も意識して、やわらかな半日を組み立ててみてください。
公式サイト情報
- 宮沢湖温泉 喜楽里 別邸:https://www.yurakirari.com/miyazawako/
- 湯河原温泉 こごめの湯:https://kogomenoyu.com/
- 箱根湯本日帰り温泉 和泉:https://hakone-izumi.info/
- 絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館:https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/
- 杉戸天然温泉 雅楽の湯:https://utanoyu.com/

