【日帰り】関東の泉質が良い温泉7選（朝イチねらい／露天の眺めが自慢）

人の動きが少ない朝いちばんは、露天の空気や景色をゆっくり味わえる貴重な時間です。

湯面に空が映り、風がやわらぐ時間帯は、同じお湯でも体験の印象が変わります。

本記事では、朝から入館できる、または開館直後に景色をゆっくり楽しみやすい実力派を7つに絞りました。

いずれも露天の眺めが魅力で、湯上がりの休憩やサウナとの相性まで含めて「半日で満足できる」組み立てを意識しています。

営業時間や運営は変更される場合がありますので、出発前に必ず公式ページをご確認ください。

朝の時間を静かに使って、心身の調子を整えてから一日を始めてみませんか。

ほったらかし温泉（山梨・山梨市）

ほったらかし温泉・情報

ほったらかし温泉

日の出前に開く名物温泉です。

富士の姿と盆地の景色を同時に望める露天で、朝焼けの色が湯気に混ざっていく時間帯は格別です。

開館は日の出一時間前が目安で、季節により時刻が変わります。早朝なら人の動きも穏やかで、湯舟の縁に腰をかけて空の変化をじっくり眺められます。

おすすめポイント（朝焼け×富士の眺め）

低い位置の太陽が雲に色を差し込む時間は、湯面に映る色も深くなります。視界に広がりがあるため、呼吸が落ち着きやすいのも良いところです。

写真目的の来訪者が増える前の時間帯は、静けさが保たれます。

設備と休み方（外気と湯の切り替え）

体が温まったら一度縁に座り、外気で落ち着かせてからふたたび浸かります。湯上がりの体温変化が穏やかになり、その後の行程でも疲れにくく感じられます。

売店の開店時刻や飲料の用意は事前に把握しておくと安心です。

朝イチのコツ

開館が月ごとに変動します。

日の出時刻を確認し、開館直後に着けるよう早めに出発すると、混雑を避けやすいです。晴天の日は駐車場が早く埋まるため、余裕を持った計画がおすすめです。

横浜みなとみらい 万葉倶楽部（神奈川・横浜）

横浜みなとみらい 万葉倶楽部・情報

二十四時間営業で、早朝から静かな入館がしやすい都心の大規模施設です。

大浴場や露天に加え、屋上の足湯庭園からは港の景色を一望でき、夜明けから朝の光へ変わる時間帯の雰囲気が魅力です。清潔な休憩エリアや食事処がそろい、滞在の組み立てがしやすい点も安心です。

おすすめポイント（港の景色×静けさ）

街が目覚める前の港は音が少なく、遠景のクレーンや船の輪郭がきれいに見えます。日中は観光客が行き交うエリアでも、早朝は落ち着いて景色と湯を味わえます。

設備と休み方（足湯庭園と休憩席）

入浴と足湯庭園、リクライニング席を短い単位で繰り返すと、体力に合わせて長居しやすいです。

サウナ→外気→休憩の導線も分かりやすく、無理のない整い方ができます。

朝イチのコツ

深夜〜早朝帯は静かです。

日の出前後の足湯は風が強いことがあるため、羽織れる上着があると安心です。イベントや点検日は運用が変わるため、最新のお知らせを確認しましょう。

宮沢湖温泉 喜楽里 別邸（埼玉・飯能）

宮沢湖温泉 喜楽里 別邸・情報

湖畔を望む高台の露天と、落ち着いた館内が魅力の大人向け施設です。

朝九時開館のため、開館直後は比較的ゆったり過ごせます。温熱房や岩盤、静かに横になれる休憩スペースも整っており、半日の滞在に向いています。

おすすめポイント（湖の眺め×落ち着き）

湖面は朝の時間帯がいちばん静かで、風のない日は鏡のように景色が映ります。

露天の視界に緑が入り、湯上がりの呼吸が深くなりやすいです。館内のトーンも穏やかで、読書と相性が良い雰囲気です。

設備と休み方（温熱房・岩盤・休憩）

入浴→温熱房→休憩→入浴の循環が作りやすく、体の芯が温まった状態を保てます。

館内着やタオルのレンタル設定が分かりやすく、手ぶらでも利用しやすい点が便利です。

朝イチのコツ

開館直後は露天から先に味わい、体が温まってから館内の席を確保すると落ち着きやすいです。

特定日料金の設定があるため、事前に公式の案内を確認しておくと安心です。

湯楽の里 日立店（茨城・日立）

湯楽の里 日立店・情報

太平洋を見晴らす海景の露天が名物の温浴施設です。

朝九時開館で、波の音と潮の匂いが強くなる午前中は、視界が抜けて気分転換に向いています。

館内は大浴場、サウナ、水風呂、休憩エリアまでそろい、運転の休憩を兼ねた立ち寄りにも使いやすい構成です。

おすすめポイント（海×露天）

海の水平線は朝ほど青が深く、湯気越しに見る波の光が印象的です。

風が強い日は体を冷やしすぎないよう湯舟と屋内をこまめに行き来すると快適に過ごせます。

設備と休み方（サウナ・外気・休憩）

サウナ後は潮風を感じつつ短時間の外気浴、その後は館内の椅子で体温を落ち着かせる流れが合います。食事処のメニューも把握しておくと、滞在のリズムが作りやすいです。

朝イチのコツ

海沿いは天候の影響を受けやすいため、風の予報を事前に確認しておくと安心です。休日は昼にかけて人が増えるため、開館直後の入館がねらい目です。

龍宮城スパ／木更津温泉（千葉・木更津）

龍宮城スパ／木更津温泉・情報

東京湾を望む温浴リゾートです。朝一〇時からの営業が基本で、開館直後は館内各所が落ち着いています。

屋外スパや展望の良いエリアを組み合わせ、湯→休憩→軽食でゆるやかに過ごせます。営業時間やエリア別の運用は月ごとに変わるため、直前の案内を確認してから出発すると安心です。

おすすめポイント（湾景×開放感）

晴れた日の午前は、海と空のコントラストが強く、視界が広がります。

人が増える前に屋外エリアを使い、景色を主役にした時間を確保すると満足度が上がります。

設備と休み方（屋外・屋内の切り替え）

屋外は風の影響を受けます。体を冷やしすぎないよう、屋内の湯と交互に使いましょう。

長居を予定する日は、館内で使いやすい席や更衣ロッカーの位置を早めに把握すると動きが楽になります。

朝イチのコツ

当日の混雑は天候とイベントで変わります。

開館直後に露天へ、その後に屋内と食事処の順で回すと、ピークを避けやすいです。館内の一部施設は営業時間が異なるため、公式の表を確認しましょう。

絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館（神奈川・箱根／芦ノ湖畔）

絶景日帰り温泉 龍宮殿 本館・情報

芦ノ湖と外輪山を望む眺望露天が看板の温泉です。

平日九時、土日祝は八時から利用でき、開館直後の静けさで湖面の色が移ろう様子を落ち着いて楽しめます。個室休憩を組み合わせたステイプランもあり、滞在の濃度を高めやすい設計です。

おすすめポイント（湖景×静けさ）

朝は風が弱い日が多く、湖面がなめらかに見えます。露天の縁から木々越しに湖と空がひと続きになり、呼吸が自然と深くなります。

設備と休み方（個室休憩の活用）

入浴と個室休憩をセットにすると、湯冷めを避けながら長い滞在ができます。タオルや浴衣が含まれるプランは身軽に動けて便利です。

朝イチのコツ

土日祝は八時から受付のため、開館直後に露天を確保してから、館内設備を巡る流れが合います。駐車や周辺道路の混雑が始まる前の入館が安心です。

湯河原温泉 こごめの湯（神奈川・湯河原）

湯河原温泉 こごめの湯・情報

町営の日帰り温泉で、朝九時から開きます。

山の斜面に抱かれた立地で、露天は緑の抜けと空の広がりが気持ちよい造りです。

素朴な雰囲気で、湯そのものと静かな時間を大切にしたい日に向いています。

おすすめポイント（山景×湯のやわらかさ）

木々の色や香りが季節ごとに変わり、朝の時間は鳥の声がよく通ります。

演出を抑えた露天で、湯の温かさと外気のバランスを確かめながら長湯がしやすいです。

設備と休み方（静かに過ごす）

館内は休憩スペースが明快で、湯上がりに水分を取りながら体温を落ち着かせやすいです。

町営のため、告知に沿った休館日が設定されます。最新情報を事前に確認しましょう。

朝イチのコツ

開館直後は地元の方の利用が中心で、落ち着いて浸かれます。

午前のうちに露天を十分楽しみ、昼前に上がる流れにすると、帰路の混雑も避けやすいです。

【日帰り】関東の泉質が良い温泉7選：まとめ

日の出前に開く「ほったらかし温泉」は朝焼けが主役。最高のロケーションです。

ほったらかし温泉♨️
富士山が見えててよかった😊
絶景ですなぁ(*´ω｀*)
お湯もよくてあっという間に時間が経ってました✨#ほったらかし温泉 pic.twitter.com/IywQLfdT7J

— ヨッシー🍤マラソン#ハピネス野郎界隈 (@yoshieej7_sumid) October 2, 2025

都市部の静かな朝を味わうなら「万葉倶楽部」、湖を眺める落ち着きなら「喜楽里 別邸」や「龍宮殿 本館」、海の抜け感を求めるなら「湯楽の里 日立店」や「龍宮城スパ」、素朴でやわらかな時間を求めるなら「こごめの湯」がおすすめです。

公式サイト情報