秋は、湯気の向こうに赤や黄が重なる「露天の季節」です。
本記事では、関東から行きやすく、露天から紅葉を味わいやすい日帰り温泉を8施設に絞りました。
選定基準は3つ。
- 露天から木々の色づきが視界に入りやすいこと
- サウナや休憩処が整い、湯上がりに横になれる環境があること
- 公式情報の更新が適切で、最新の運用を確認しやすいこと
各施設では「おすすめポイント」「設備と休み方」「混雑を避けるコツ」を整理しました。
最後に、箱根・奥多摩・秩父・奥日光・養老渓谷の“見頃カレンダー”を添えています。
さえきゆず天候や気温で色づきは前後しますので、出発前に必ず公式の最新情報をご確認ください。
天成園(箱根・湯本)


山肌を望む大露天の開放感が魅力です。秋は遠景の斜面が色づき、湯気越しのグラデーションが楽しめます。
おすすめポイント(開放感×四季)
小田原でのライブついでに、のんびりしに箱根の天成園♨️へ。バイキングに温泉にサウナに。ホントに、ただただダラダラ。駅からここまでの散歩も楽しい😀朝晩は涼しくなって秋をリアルに感じてます☺️ pic.twitter.com/2nScYKqbFJ
— 🍺かずサウナー♨️ (@kazu8_key) October 5, 2025
〇〇の〇〇〇
— まぁるく (@aruku_ma) October 4, 2025
箱根の天成園
日帰り温泉♨
お庭も館内の散策も
楽しめました
シャンプーのセットは
日帰り温泉(風呂)いち☝🏻
髪 サラサラ😆
本日は連投にお付き合い
いただき
ありがとうございました
エヴァを歌いながら
箱根楽しみました🥰
明日もいい日(>ᴗ<)❣️
おやすみなさい
はやっ(笑) pic.twitter.com/alAjow2Zh8
長い露天エリアで視界が広く、紅葉期は夕刻の傾いた光と相性が良いです。庭園散策と組み合わせると余韻が深まります。
設備と休み方(館内回遊×うたたね)
湯→外気→腰掛け休憩の短いサイクルを2〜3周。体温が落ち着いたら館内の椅子で目を休め、再入浴に戻すと疲れにくいです。
混雑を避けるコツ(朝いち/平日夜)
ハイシーズンは昼が混みます。開館直後か平日夜の時間差を狙うと落ち着いて過ごせます。
天成園・情報


箱根小涌園 元湯 森の湯(箱根・小涌谷)


木立に囲まれた露天で、秋は周辺の色づきが近距離で感じられます。休憩所が充実し、半日滞在もしやすい構成です。
おすすめポイント(木立×近景)
箱根小涌園 元湯 森の湯
— でん同士🐚の見嶋羽津貴さん (@satsuki_apostle) November 23, 2024
箱根に来たら温泉に行くっきゃない!
寒くなってきて紅葉で温泉はイイ pic.twitter.com/onMI126LH6
箱根小涌園 元湯 森の湯♨️
— やまめくんとG62号 (@yamame_g_62) June 26, 2025
別邸 やすらぎ♨️
2時間・6人迄 10,000円
休憩室も有りゆっくり出来る😊
森の中の貸し切り温泉です♨️ pic.twitter.com/DLSDSsDVbn
視線の高さに紅葉が入り、湯面に映る色がやわらかです。夕方は色温度が下がり、写真の雰囲気が締まります。
設備と休み方(休憩処×段取り)
入浴を1〜2セット回したら、横になれる休憩スペースで体を落ち着かせます。昼食前に一度クールダウンを挟むと午後も快適です。
混雑を避けるコツ(午前前半)
観光客の流入前に動くのが安定。開館直後の露天優先→休憩→屋内湯の順で回すと効率的です。
箱根小涌園 元湯 森の湯・情報


天山湯治郷(箱根・奥湯本)


谷あいの地形と木々の色づきが重なる“山の湯”。露天が主役の造りで、紅葉期の雰囲気は格別です。
おすすめポイント(谷×木々の階調)
昨日、天気予報では午後から晴れ予報だったので、箱根の天山湯治郷♨️へ行きました。
— 赤ちゃん (@akachan_jp) October 2, 2025
なんと、刺青がOKでした。
外国人も多くて、ユニークな刺青をしてる人たちもいました。#温泉 pic.twitter.com/NurXr3qeUU
さわやかに行ったついでに仙石原のすすきをのんびり見て、箱根の天山湯治郷へ❗️
— nao (@bBmCqv4Wmn6508) September 30, 2025
外観も古民家風で落ち着き、のんびり温泉でリラックス😌♨️
良き休日でした✨😆#温泉 #天山湯治郷 #箱根 #仙石原すすき草原 pic.twitter.com/oabN1Jv7qW
斜面の木立が段々に色づき、湯気越しの奥行きが生まれます。耳に入る川音が、秋の静けさを引き立てます。
設備と休み方(外気浴×短周回)
サウナ→水→外気→露天の短周回を2〜3セット。合間に腰掛け休憩を挟むと、のぼせを避けつつ余韻を味わえます。
混雑を避けるコツ(開館直後/夜)
週末は午後が混みます。朝いちで露天へ直行、または夜の静かな時間帯が狙い目です。
天山湯治郷・情報


箱根湯寮(箱根・湯本)


“里山風趣”の露天が特徴で、館内アプローチ周辺の色づきも秋の雰囲気を高めます。
おすすめポイント(里山×露天)
念願の箱根湯寮♨️#箱根 #箱根湯本 #箱根湯寮 #サウナイキタイ pic.twitter.com/abfS3IfD0w
— MASAKI (@abc4191) September 27, 2025
岩風呂と気持ちいい水風呂を求めて箱根湯寮へ…
— おまめ (@omame777) September 24, 2025
徳島のお宿源泉掛け流しでサウナも良かったんだけど、水風呂なくて不完全燃焼だったのでこちらへ pic.twitter.com/zBcykQh675
木の質感に囲まれ、紅葉期は視界に暖色が加わります。囲炉裏系の食事と相性が良く、湯後の満足度が上がります。
設備と休み方(露天優先×食事前後)
露天→内湯→休憩の順で1周したら、食事で一息。再入浴は短時間で仕上げると疲れを残しにくいです。
混雑を避けるコツ(午前帯)
午前は比較的ゆとりがあります。貸切露天は早めの枠確保が安心です。
箱根湯寮・情報
奥多摩温泉 もえぎの湯(東京・奥多摩)


清流と山並みの近景が魅力。露天から渓谷の色づきを間近に感じられ、都内発でも秋の深さを味わえます。
おすすめポイント(渓谷×近距離)
鉄ヲタは1時間もあれば十分観光できる。奥多摩駅から15分ほどの奥多摩温泉もえぎの湯へ。途中からとんでもない道に。多摩川の河川敷はキャンプ場は、雨が降るとやばいやつ。15分ほどぬるっとした露天風呂を楽しみ、牛乳飲んで、本日の観光は終了。いざ、決戦の地飛田給へ!#岡山サポ東京遠征 https://t.co/JHdzjJPKnY pic.twitter.com/yxkZbgxXsx
— たーぼ (@hare_no_kuni) September 20, 2025
奥多摩のもえぎの湯に行ってきた。瀬波の湯のようにぬるぬる。メタほう酸・ふっ素らしい。思ったよりもこじんまりした温泉だった。
— supercubc125_ (@ddmotovlog_c125) September 26, 2025
あとはつるつる温泉を残すのみ!#大多摩湯めぐりスタンプラリー#奥多摩そば #カブ散歩 pic.twitter.com/S4xEbAZ20L
視線の先に山肌が迫り、色の層がはっきり見えます。日没前の青みがかった時間帯も雰囲気があります。
設備と休み方(ベンチ×小休止)
湯上がりはベンチで2〜3分の小休止を挟み、再入浴は短めに。冷え込みが強い日は肩まで浸かる時間を長めに取ります。
混雑を避けるコツ(平日午前)
休日昼は混みやすいです。開館直後〜午前前半を狙うと動きやすいです。
奥多摩温泉 もえぎの湯・情報
秩父温泉 満願の湯(埼玉・秩父)


渓谷沿いの露天で、秋は周囲のもみじが彩りを添えます。アルカリ系の湯で湯あがりの肌あたりがやさしい印象です。
おすすめポイント(渓谷×もみじ)
満願の湯
— ブラックバック (@kuroisenaka9696) September 24, 2025
8.8.8.10.10 5セット
武甲温泉を思わせる♨️
滝を見ながら入る露天は秩父らしい pic.twitter.com/5bslq1eHP1
過日、利用者さんとの同行で温泉に行ってきました。群馬のお隣、埼玉県にある秩父温泉満願の湯
— みまもりハウス / デザインラボ@みまもりlab (@mimamirihouse) September 15, 2025
温泉はもちろん、飲食メニューも充実していてのんびりできました🍧https://t.co/UwXYq9f2wN pic.twitter.com/oFSEzgQkNJ
近距離の木立が視界に入り、湯面に色が映ります。風が弱い日は特に水鏡がきれいです。
設備と休み方(休憩処×段階冷却)
入浴2セット後は休憩処で横になり、体温を段階的に落ち着かせます。食事前に短い外気を挟むと消耗を抑えられます。
混雑を避けるコツ(午前前半)
紅葉ハイシーズンは午後が混みます。午前前半に露天を優先利用すると快適です。
秩父温泉 満願の湯・情報
ごりやくの湯(千葉・養老渓谷)


渓谷を望む大きな露天が特徴。房総は色づきが遅めで、紅葉の終盤まで長く楽しめるのが利点です。
おすすめポイント(渓谷×遅めの見頃)
養老渓谷から小湊バスで粟又・ごりやくの湯まで乗って、粟又ノ滝を観光してきました。こないだの陣取り合戦で紹介されていて行きたくなりました。 pic.twitter.com/i4OSKtNBVg
— ぱじゃまTV(鉄道垢) (@Zb9Qa) October 4, 2025
〜帰りにちょっと寄り道②〜
— コータロー (@Kota322836599) September 23, 2025
■ごりやくの湯
■千葉県夷隅郡大多喜町字ヤシウ176
■粟又の滝を観た後は
養老渓谷を観ながら露天風呂でゆっくり♨
秋は🍁綺麗だろうな~
食事もできますが行きたいところがあったのでまたの機会に😄 pic.twitter.com/abm0uDrs7z
見頃が遅い地域なので、都内の紅葉が終盤でも楽しめる可能性が高いです。露天は視界が広く、夕刻の色の変化が豊かです。
設備と休み方(館内回遊×食事)
湯→外気→腰掛け→食事→再入浴の回遊がしやすいレイアウトです。強風日は首元の保温を意識すると長居できます。
混雑を避けるコツ(平日夕方)
昼はハイカーで賑わうことがあるため、平日夕方が落ち着きます。
ごりやくの湯・情報
休暇村 日光湯元(日光・湯元)


硫黄の白濁湯が特徴。奥日光は高標高で色づきが早く、初秋から紅葉の気配を楽しめます。
おすすめポイント(白濁湯×高原)
【日帰り温泉2】
— 🦈hiro8940🐬 (@hiro8940_) October 1, 2025
休暇村 日光湯元♨️
栃木県日光市
平日大人1200円。
内湯1つ 炭酸泉☓ サウナ☓
露天2つ 露天感6
白樺の木を見ながら
名入タオル200円。
休憩所 ホテルのロビー
全体6
休暇村っぽい。
バリバリの硫黄泉😁#日帰り温泉 #銭湯
公式 ↓https://t.co/woW9d7y3K0 pic.twitter.com/jfu1dVZZJC
休暇村日光湯元 日帰り温泉やってます。 pic.twitter.com/7bxntCZCkg
— wawa (@tachiak) September 25, 2025
白濁湯ともみじの対比が印象的です。湯滞在の前後に、高原の冷たい空気で深呼吸するとリフレッシュ感が増します。
設備と休み方(短時間×複数回)
入浴は短めを複数回。硫黄泉は湯あたりを避けるため、合間にしっかり休憩を入れるのがおすすめです。
混雑を避けるコツ(午前帯)
紅葉初期の週末は混みます。午前帯の入館が安定しやすいです。
休暇村 日光湯元・情報


エリア別・紅葉見頃カレンダー(目安)
- 箱根エリア:10月下旬~11月下旬(麓は12月上旬までの年あり)
- 奥多摩エリア:10月下旬~11月中旬
- 秩父エリア:10月下旬~11月下旬
- 養老渓谷:11月下旬~12月上旬
- 奥日光(湯元周辺):10月上旬~10月下旬
※年により前後します。直前に各公式の最新情報をご確認ください。
露天の紅葉がきれいな温泉8選:まとめ


露天からの紅葉は、湯気が光をやわらげ、色の層を立体的に見せてくれます。
山の抜けを楽しむなら箱根の各施設、渓谷を近距離で味わうなら奥多摩や秩父、長めの見頃を狙うなら養老渓谷、早い季節感なら奥日光が向いています。
開館直後や平日を選び、湯→外気→小休止の短いサイクルで回すと、疲れを残さず秋の一日を満喫できます。
いちばんのおすすめは天山湯治郷です。
谷の起伏で紅葉の階調が重なりやすいこと、露天比率が高く視界が途切れにくいこと、川音と外気で“整う”導線が作りやすいことの3点で、紅葉の立体感と没入感が頭一つ抜けています。



湯気に赤や金がふっと差し込む瞬間、「秋が来た」と体の奥で分かる気がしますよ!
参考リンク
- 天成園:https://www.tenseien.co.jp/
- 箱根小涌園 元湯 森の湯:https://www.yunessun.com/morinoyu/
- 天山湯治郷:https://tenzan.jp/
- 箱根湯寮:https://www.hakoneyuryo.jp/
- 奥多摩温泉 もえぎの湯:https://www.okutamas.co.jp/moegi/
- 秩父温泉 満願の湯:https://www.chichibuonsen.co.jp/
- ごりやくの湯:https://www.goriyakunoyu.jp/
- 休暇村 日光湯元:https://www.qkamura.or.jp/nikko/oneday/index.asp
見頃カレンダー
- 箱根の見頃
小田急トラベル 解説ページ:https://www.odakyu-travel.co.jp/recommend/detail/839 - 奥多摩の見頃
Walkerplus 紅葉データ:https://koyo.walkerplus.com/detail/ar0313e12825/ - 秩父の見頃(秩父観光協会)
https://www.chichibuji.gr.jp/event/kouyou/ - 養老渓谷の見頃(大多喜町 公式)
https://www.town.otaki.chiba.jp/kanko_iju_bunka/kanko_iju/kanko_jyouho/5/4/1481.html - 奥日光の見頃(公式・日光旅ナビ)
https://www.nikko-kankou.org/flowering/autumn-leaves
